私たちが電磁波対策をすすめる5つのポイント
知っていますか?日本は電気の使用量が50年間で10倍になっています
日本は、国土面積で見ると世界で61位という小さな国ですが、電気の使用量は中国、アメリカに次いで世界3位です。
右の図を見ると国土が小さいのに世界で3番目に電力を消費しているということは、電気の密度が高く、距離が非常に近いことから電磁波の影響を世界で一番受ける国ということがわかります。
対策をしないことはパソコンの上に布団を敷いて寝るようなもの
調査によると30年前の住宅と比べ、コンセント・照明・スイッチのそれぞれが約3倍に増えたことで、床・壁内部の屋内配線の総量が約6倍の800~1000mに及んでいます。更に、この配線からの電磁波はブレーカーをオフにしない限り四六時中電場が発生しています。この影響を受けるのは、あまり床に配線を施さない1階よりも、寝室や子供部屋などを配置している2階のほうが圧倒的に大きく、長時間過ごす部屋がパソコンなどの家電と同じくらいの電磁波にさらされてしまう恐れがあります。
建築生物学では電磁波は住まいの4大環境要因の一つ
ドイツの建築生物学「バウビオロギー」の観点では、「空気」「熱」「湿気」に「電磁波」も住まいの4大環境要因として重要視されています。
これらの要因は、人間の心身の癒やしと再生に関わり、長時間のリスクにさらされる寝室領域において電磁波について指針値を定めています。現状では4大環境要因の中で電磁波への対処はオールアース以外の技術はないと言われています。
吉安建設では、4大環境要因の「電磁波」への対策はもちろん、「空気」「温度」「湿気」に関しても対策できる「パッシブデザイン」と「自然素材」があります。どの対策もお客様が健康で安心して暮らせる家づくりには欠かせません。
建築生物学「バウビオロギー」とは
バウビオロギーとは、「建築(バウ)」と「生命(ビオ)」と「学問(ロゴス)」からなるドイツの造語で、日本語では「建築生物学・生態学」と訳されます。
人間の気候風土を科学する中で、健康や環境に配慮した人間味あふれる「巣」としての住まいづくりを目指すもので、建築デザインのみならず、生物学的な視点を重視し、「私たちの生活空間は自然な秩序のうちにあるか、調和がとれているか」という問いかけでもあります。
リスク要因を減少させ、自然の規範にできるだけ近づき、病んだ住まいを元気にすること、健康な住まいと地域環境をつくることが、バウビオロギーの課題です。
人間は寝ている間に病気を治す生き物
毎日寝ているのに疲れが取れない、病気が治らないという人は、寝ている間に知らず知らずのうち、電磁波の影響を受けている可能性が高いかもしれません。
電磁波の影響を受けたままでいると、交感神経(活動状態)から副交感神経(リラックス状態)へ移行しない可能性が研究結果として挙げられています。
更にアレルギーの専門医によると、アレルギー疾患の根本治療には、電磁波対策にアースを用いることが不可欠だといいます。
単に症状の原因を突き止め、その原因を排除して症状を抑えるということではなく、現代の病気は、電磁波障害や化学物質汚染など、住環境や食環境を変えなければ、根治できないおそれもあるようです。
木造住宅を建てるときが重要です
お客様が今お住まいの賃貸住宅の多くは、鉄筋コンクリート造、鉄骨造で、躯体がアースの役割をすることから、床壁からの電磁波の発生はほとんどないことが多いです。
しかし、これから木造住宅を新築する場合、床壁の電磁波が増加することを念頭においておかなければなりません。
シックハウスを代表としたアレルギー疾患や、化学物質過敏症、そして電磁波過敏の多くが新築、リフォームにより環境が変わってから発症するという報告がなされています。