パッシブデザインを求める理由
熱中症とヒートショック
国交省によれば夏の室温が32℃を超える場合と、冬の室温が15℃を下回る場合が健康に異常をきたすというデータが記録されています。
夏の場合32℃を超えると室内での熱中症、冬の場合は15℃以下になると暖房室と非暖房室との気温差が大きくなりヒートショックの危険性が高まります。これは5℃以上になると特に危険といわれています。
吉安建設ではこれらの問題解決のために、32℃以下、15℃以上を目指した設計を行います。
建物内の温度差による深刻な健康被害の回避
家庭内の事故死として部屋間の温度差による血圧の急激な変化で失神し、浴槽内で溺死してしまうケースが多くなっています。
年間の死亡者数は約2万人で高齢者が多く、交通事故死の2倍から4倍といわれています。リスク回避の方法として様々なことが挙げられていますが建物のあり方を考えるだけでヒートショックの危険性は大幅に減少できます。
パッシブデザインの家は、部屋間の温度の変化をなくすことも目的の一つです。
20年30年先も快適に過ごして頂く家をご提案します。
省エネルギー設計
パッシブデザインは太陽の熱や自然の風を利用するので、冷暖房の負荷を低減できます。
これは、冷暖房の消費エネルギーを抑え、光熱費を削減できるというメリットが生まれます。